大事なことは、知らされていない
ご注意ください。これが現実です。
・大下先生のサイト
◎ 「日本の食料の 怖さ」についての 鈴木教授への一問一答.. 。
(鈴木宣弘 東大大学院教授/元農林水産省の官僚)
問い――「日本の輸入肉の 問題ては 何ですか?
鈴木 日本の国内では「エストロゲン」という成長ホルモンは、牛の飼育には使えません。
ところが、アメリカからの 輸入肉については「検査している」というけれど、検査を「ザル」にしている。
日本は『危ない食料の最終処分場』になっている。
問い―― 「オーストラリア産(OG)の牛肉は安全」と聞いたことがあります。OGビーフは 大丈夫ですか?
鈴木 いいえ 間違いです。
オーストラリアは 日本向けと
EU向けを使い分けている。
EUは 成長ホルモンを使うことは絶対禁止なので、EU向けの輸出用には 成長ホルモンの投入は 絶対にない。ところが 日本側の検査は「ザル」なので しっかり使っている。
「オージービーフなら大丈夫」は 間違いです。農水省の担当者も認めています。アメリカ産の肉だけではなく、
カナダも
ニュージーランドも
メキシコも、
世界中のどこから入った肉も
「日本向けの肉は危ない」と思って
間違いありません。―― 「輸入肉は安くて良い」と思い込んでいました。
鈴木 知ることが大事。「知らされていない」のです。
今、アメリカでは“成長ホルモン”の使われていない「ホルモンフリーの肉しか食べない」という人が増えています。大手スーパーマーケットのウォルマートなどでも、そういったホルモンフリーの肉の置き場が拡大しています。
―― では、アメリカでは成長ホルモンによる家畜の飼育法が廃れているのですか?
鈴木 いや、まだ多くの農場で使っていると思います。
やはり成長ホルモンを使うと、「早く太らせて“4割も安く”生産できる」からです。―― 多くのアメリカ人が食べないのに、誰に売るんですか? もしかして日本ですか?
鈴木 はい。日米貿易協定によって、2020年から牛肉の関税が下がりました。安くなったおかげで、
日本の消費者は、協定が発効した最初の
1カ月で、1.5倍も“アメリカの牛肉”に飛びついているんです。
知らされていないことの中には、知らせたくても、知らせることができないこともある。
・えたーなる先生のサイト
時には、意図的な詐欺的な情報として、権威筋から「大事なことが真逆に」伝えられる。
身の回りの情報や、経験を勘案して受け取った情報の真偽は自分で判断する必要がある。
・二階堂先生のサイト
文春オンライン「日本経済SOS 最後のチャンスを逃すな」より抜粋
news.yahoo.co.jp/articles/bc382b23fecfd3f6deb3ce57c3a9849b6a4be1cf
まず、私の認識ではジム・ロジャーズはかなりの親中です。そして(自分だけの利益を出す)投資家として超一流ですが、アナリストまたは情報提供者としては詐欺師レベルです。自身の利益のためには、情報操作によって周囲が不利益を被っても問題ないと考えています。この思考そのものは、弱肉強食の情報社会における当然の思考回路なので、そこは問題ではないかもしれません。しかし、そうと知らない人間にとっては、成功者が好意で金言を話してくれているように見えます。そこに付けこみ、8割程度の真実と2割の作為的な情報操作によって、自身に都合のよい状況を作ろうとするのが彼のアナリスト活動の本質です。
この手法は詐欺師の常套手段と言えますが、情報操作に気付きさえすれば、彼の主張の逆張りをすれば良いだけなので、時としては非常に役に立ちます。
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