健康・・・エンゲル係数を下げるために
さらなる物価高や迫りくる食糧難に対し、備えるべきことの一つはエンゲル係数を下げるように努める必要があります。
単にお腹を満たすだけの量を摂ることから
細胞が喜ぶ食事に切り替えていくことが大切です。
脳が喜ぶ食事をすると、人間の60兆個からなる細胞が活性化される
だけでなく自然と食事の量が落ち着いてきます。
胃袋が小さくなり、必要以上の食欲が湧いてこなくなります。
その反対が、食糧難にあえぐ戦時中の兵隊さん達でした。
栄養価の無い木の枝を食べていくら胃袋を満たしても、
脳の満腹スイッチが入らないので、空腹がおさまりません。
餓鬼のように下腹だけが膨らんで全体が痩せこけてしまうのです。
農薬で土壌が痩せこけたところから獲れた栄養価の少ない農作物を使った料理。
そして料理には化学調味料が添加されているため、脳のスイッチが麻痺してしまうのです。
私たちの身の回りの環境が、知らず知らずのうちに、戦時中の兵隊さんの状況に近づいて
いることをまず認識する必要があります。
私は、菓子パンが好きで、量的には2個食べないと満たされない感じ。
食パンも好きでしたがマーガリンが入っていることに
気が付き、自分でパンを作ることに決めました。
マーガリンやスナック菓子に含まれるトランス脂肪酸は
食欲を刺激し、本来必要のない幻の食欲が生まれるのです。
既に、スナック菓子を幾ら食べてもお腹が満たされないことを
経験されているのではないでしょうか。
トランス脂肪酸をとらないようにすることで、食欲のコントロールが容易になるのです。
そのため、ご飯の量を我慢して減らすより、悪いものを排除し、良いものをとってるうちに、
自然と量が落ちるというアプローチがお勧めです。
次第に、ご飯と少しの塩味だけでも満足し、研ぎ澄まされた味覚を手にすることができます。
脳の満腹スイッチをダイレクトに刺激し、満足感が得られます。
飽食の時代に染まりきったメタボ的な考えの身体から脱し、本来の身体に戻すための良い食べものとして
今まで紹介したように甘酒や納豆はもちろんのこと。
そして・・・・
次にお勧めなのは、パン作りです。
自分で作ったパンは、とても腹持ちが良く、お通じにも良いです。
作るパンの種類によりますが、ハードやセミハードはバターや牛乳は使いません。
オイル系が必要な場合は、オリーブ油や太白ごま油で作ることが出来ます。
何といっても必要なのはイースト菌。
私は天然酵母ではなく、ドライイースト菌を使っているので、怒られそうですが・・・
少量のドライイーストでオーバーナイトさせると低温発酵でかなり膨らみます。
作る際は、イーストの匂いをどのように抑えるかです。
ご自分のパンを是非作って食べてください。